愛しのコレット
2012年 05月 27日来ました、来ました!注文してたコレットの本!コレット著作集1…"学校のクローディーヌ"がはいってるので。ルンルン。
もう一冊は、もうすでに、リューマチのため、パレ=ロワイヤルの自宅に寝たきりになっていたコレットに、メルモ社が粋な申し出をして出来上がったもの。それは、メルモ社が、週に二回違った花を送るので、そのポルトレ…言葉による描写…を作ってほしいというもの。いやぁ、さすがフランス。粋です。そしてまた、いかにコレットがフランスの誇りであったかが窺える。
ム-ヴ色の”コレット・花”のほうは、ちらっと読むと、構想を練って、煮詰めて生み出す小説のような、緊迫感、恍惚感は少ないが、コレットのエッセンスはたっぷり。体を患っているときの、体力のない倦怠感のようなものが、緩やかさを出しているような。
表装の色がまた素敵!特に、著作集のローズ色!プルーストにもいたるところに顔を出す色。憧れのローズ色です。楽しみです!