犬の力。
2018年 08月 15日
今朝は台風が来る前にと思い、まだ真っ暗な4時半に散歩に行きました。
早朝という感覚より、まだ深夜の様な暗さの中、ある道路沿いの歩道に、丸い大きな影が見えました。得体がしれない何かがいる。
私"なんかいる!"
守氏、気にもせず進む。
すると、突然弦が止まり、守氏がリードで促しても微動だにしない。
瞬間、弦が野太い声で一吠え。
バフッ。
と同時にその影が弾かれた様に飛び上がった。
カップル。
ビックリと同時に苦笑いで"すみません"と。
私たちも"ごめんなさい"と。
ゴンの時と同じに犬の力に感動した。
ゴンの場合は、ラブラドールらしく、耳の聞こえてないかたがリードを持った瞬間に、あのヤンチャ野郎が、その場の空気が一変するように、ガイドドッグになり、優しくリードをし始めた。それはそれは感動の瞬間だった。
優しく、静かに
"ボクが守るからね、ゆっくりいいよ、ここは壁だよ、ボクが壁との間に入るから、まがってね"
こんな感じ。
あんなにはっちゃける悪ガキが。
盲導犬、ガイドドッグのDNAのスイッチがはいった瞬間だった。
今朝の弦は、まさにシェパードらしい護衛のDNA。
無言で怪しい影に、
"進むな!危ない"
"行けっ"
と言ったら、戦うだろうと思わせる緊張感。
いつもはまったり寝転んでばかりなのに。
ラブラドールとシェパード、それぞれの犬種の力。尊敬に値する能力。
犬の"血"に感動した朝だった。
そんな二頭と暮らせる私たちの人生は幸せだとつくづく感じた。
写真はその後、ヨーグルトを舐め舐めしてる、お父ちゃんに甘々ちゃんな弦。
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